オリンピックが始まって約一週間

全ての競技をくまなく観ることはできませんが、時間の許す限り観戦して楽しんでいます。

特にフィギュアスケートは小学生の頃からの大ファンなので、録画もしてじっくり観戦(^^)

今日の男子シングルは感動的でしたね。。

金の羽生結弦選手、銀の宇野昌磨選手はじめ、上位選手の演技は圧巻、田中刑事選手もショートから順位を上げ、本当に見応えがありました。

 

四回転が勝負の鍵となる中、それを飛ばない印象的な選手もいました。

アメリカのアダム・リッポン選手やウズベキスタンのミーシャ・ジー選手。

ジャンプは三回転半までしか飛ばないので、当然メダル争いには絡みませんが…

その演技には感銘を受け、深く心に刻まれました。

たしかに彼らは「四回転を飛ばない」、だけど「良い選手ではない」なんてことは全然ないのです。

彼らの演技を見れば、良いスケーターであることは明らか。

多分ですが…

彼らは自分のスケートの良さをよく分かっていて

自分なりの闘い方を存分にできているんだな、

と思います。

だから感動するんだな、と。

 

てんでレヴェルの違う自分の話で恐縮ですが、

私自身ピアノに関して技術的な欠点を自覚しており、そこがコンプレックスでもあります。

でも…ここ数年でやっと自分の良さも把握しつつあり、

自分なりの音楽を追求していきたい…と少し思えるようになってきました。

自分の何が魅力で、何が得意か、知ることはとても大事なことですね。

私はレッスン教材を選ぶ際、なるべく時代や地域、テイストの偏りなく色々な音楽を生徒さんに経験してほしいと考えて選びます。

多くの音楽を経験することによって、その中から自分の好きな傾向、得意なものを見つけていってほしいのです。

 

さて、自分の良さを磨き続けることも大事ですが、

それだけが良いというわけではありません。

やはり進化も大事です。

今回の男子シングルでおそらく最年長であろうイスラエルのアレクセイ・ビチェンコ選手、前回のソチオリンピックより順位を上げてきて、今なお進化を続けている姿に涙が出そうになりました。

私も10代20代のようにはいかないのですが、まだまだ進化しないと…

 

と、身が引き締まりました。

 

自分の良さを磨きつつ進化する…

言うは易し、行うは難し。

でも諦めず、頑張りますo(^_-)O

自分なりの闘い方を、そしてさらなる進化を
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