今日テレビで素敵な演奏を聴きました♪

ジャズピアニストの秋吉敏子さんとサックス・フルート奏者のルー・タバキンさんご夫妻のライブ。

秋吉さんはなんと89歳で現役のプレーヤー…恐れ入ります!

放送されていたライブは昨年9月のもの、

秋吉さんにとってちょうど米寿の年ですね。

端正で、スッキリしたシンプルな、爽やかなサウンド、

良い意味で日本人的だと感じました。

日本人がジャズを演奏する…という事には葛藤があった事と思います。

特に時代的に…

そんな中、おそらくですが、単なるアメリカ人の真似、黒人の真似ではなく

ご自身の音楽を追求してこられたのでは、と演奏を聴きながら思いました。

ご主人のルーさんとのデュオはもちろん素晴らしいのですが

特に心を打ったのはピアノソロの『月の砂漠』。

これを弾きこなせるのは日本人ならではだなぁ…と思いました。

私がやってきたのはクラシック音楽ですが

クラシック音楽を学ぶ事は西洋の文化を学ぶ事…

当たり前のことですね(^^;

ですが私は小さい頃から

「日本人がピアノを弾くってどういう事なのかなぁ…」

と、いつも考えてきたように思います。

ヨーロッパ人が書いた楽譜を読んで

ヨーロッパ発祥の楽器であるピアノを弾いて

舞台に出るときはドレスを着ていますが

何をどうやっても、自分は日本人ですよね…

日本人の自分がピアノを弾き、教える意味って…何だろう。

問いの答えは見出せませんが、

とにかく作曲家や楽曲、その背景にある文化に最大の敬意を込めつつ

「自分らしく」演奏して、

それを生徒さん達に伝えていくのみですね。

昨年は色々機会に恵まれて

日本の文化の良さに多く触れることができました(^^)

「私らしさ」の中には、自分が生まれ育った「日本らしさ」も間違いなく含まれています。

西洋の歴史、文化への探求は止めることなく

一方で自分のルーツ、アイデンティティを大事に

私も秋吉さんを見習って自分の音楽を追求していこうと思いました(^^)

音楽の内容の話ではないですが(^^;

いつかお着物でピアノも弾いてみたいですね。

若き日の秋吉さんみたいに…♪

米寿のジャズ
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