発表会のプログラム作り、仮印刷がやっと終わりました。
頑張りました!主に夫が、ですが(^^;
パソコンが苦手な私の代わりに、毎回綺麗に仕上げてくれて感謝です(^^)
さて、今年はブルグミュラーの25の練習曲を弾く方が数名います。
この練習曲集は想像力を掻き立てる美しい楽曲の宝庫です。
ブルグミュラーというと「ピアノ学習者なら誰でも通る道」という感じですが…
なんと私、弾かずに大人になりました(^^;
私の場合、小学生の頃はブルグミュラーの代わりにシューマンやチャイコフスキーの子供向け小品集を弾いて勉強しました。
チャイコフスキーはそこまでフィットしませんでしたが、
シューマンはすごく自分に合っていると、子供心に感じた記憶があります。
子供の頃にシューマンの素晴らしさに目覚めることが出来たのはラッキーだったと思います。
とは言え、日本人なら殆どが知っているブルグミュラー、やはり弾きたいですよね。
大人になってから一人で練習しました。
まず感じたのは「弾きやすい」こと。
ある程度決まったパターンがあり、そのパターンを習得すれば弾けるようになる。
また音楽の起承転結がはっきりしているので場面ごとにイメージを思い浮かべやすい。
そしてメロディーが耳に残りやすい。
とても親しみのある、分かりやすいメロディーなんですよね。
色々な意味で、愛されるべくして愛されている音楽なのでしょう。
ブルグミュラー、個人的にはあまり小さな頃に弾くのはもったいないかな…と思います。
余裕を持って弾ける技術と、音楽をある程度分析したり表したりできるようになってからが良いかな…と。
じゃないとせっかくの美しい曲が可哀想ですしね…
さて、25の練習曲は本当に良いものですが、
全曲はやらなくても良いかな、抜粋で良いかな、と思います。
よほど沢山練習する余裕があり、1週間で何曲もさらってくるような方は別ですが、
そうでなければ…限られた時間に色々な作曲家の作品に触れて、自分で好きな音楽を見つけた方が良いかな、と。
プログラムを眺めていると、少人数ながら結構バラエティーに富んだ選曲になったと感じます。
生徒さん同士聴き合って「この曲良い!」「自分も弾きたい!」と思える曲が見つかったら嬉しいですね。
まだまだ準備すべき事が沢山!
本番に向けてラストスパート、走り抜けます!!(^○^)