2013年から2022年まで欠かさず出演していた師匠の門下生演奏会
2023年はナッツの介護で不参加、そして昨年は参加するはずが直前で緊急入院して参加できず…
今年の夏に久々に出演させていただきますo(^-^)o
毎年ホールは同じなのですが、
今年はなんと、ホールのピアノが新しくなり、
そしてなんとなんと!ピアノがファツィオリになったのです!
イタリアの比較的新しいメーカーのピアノ、すごくワクワクする一方
「弾き心地を試したいなあ」と思い、
行ってきました♪ファツィオリの試弾に!
場所は渋谷。
今や降り口を間違えたら目的地には辿り着けない、あの渋谷です!
渋谷ホール&スタジオという小規模なホールで良心的な値段でファツィオリを弾くことができ、
しかも新規利用者は15分の試弾もさせてもらえるのです
広々とした空間で初ファツィオリ
豊洲のホールでファツィオリのフルコンピアノの音は聴いたことがあり、
少しは響きの予想はしていましたが、
予想以上に「スッキリした」音です。
スタインウェイが「歌い声」寄りだとすると、ファツィオリは「語り声」寄りかなと。
上手く弾けば自分の感情や思想をより正確に伝えられるピアノかと思います。
しかし勢い任せに弾いたりムキになって弾いたら自爆する音です
弾きこなすには音楽に対してどれだけ心を開けるか、がカギになるかな
打鍵感触は思ったより重く感じました。
効率よく打鍵しないと思ったように弾けないかもしれません。
まあこの辺はメーカーというより個々の楽器の違いかもしれませんが。
新しい友達に出会った気分でした
息を呑むほどの内装の美しさ…さすがイタリア
小ぶりながらも必要な設備の揃った良いホールでした。
私は20代まで外国製のピアノはスタインウェイしか弾いたことがありませんでした。
その後ベヒシュタイン、ベーゼンドルファー、ザイラー…
最近ではホフマン、そしてファツィオリまで
生きている間にこんなに多彩な楽器に触れて、恵まれていると思います。
ピアノは通常は自分の楽器を持ち歩かず現場にあるピアノを弾く、弾き慣れないピアノで本番を迎えることが多々ある。
これはデメリットでもありますが、購入することなく素晴らしい楽器を演奏する機会を持つことができるのはものすごいメリットです!お得です
夏の演奏会で弾く楽器はどんな感じだろうと今から楽しみです