湿っぽい毎日ですね。
 
近頃の私は、ピアノとリトミック(ダルクローズ・メソッド)の
レッスンと勉強に日々励んでいます(^^)
 
さて、現在私が指導の柱と考えている
「ピアノランド・メソッド」と「ダルクローズ・メソッド」。
前者は日本人の樹原涼子氏が、後者はスイスのダルクローズ氏が確立したものです。
 
両氏の考え方には共通点があるんです。
 
・最初から「音楽」を経験させること
・楽器の習得の「前の」段階を大切にすること
・自ら考え、行動する人間を育てること
 
ピアノランド・メソッドもダルクローズ・メソッドも
最初の段階は一見「遊んでるだけ?」「楽しんでいるだけ?」ように見えてしまいます。
しかしその遊びのような要素の先に見据えるものは
本物の、芸術としての「音楽」です。
 
私が両方のメソッドに同じくらい深い共感を覚えたのは、自然な事だったのでしょうね☆
 
もちろん違う点も色々あります。
一番違う点は「教本」の有無でしょうか?
ピアノランド・メソッドは有り、ダルクローズ・メソッドは無いのです。
また他にも、ピアノランドメソッドは「ピアノを弾く技術の習得」に重点が置かれ、
ダルクローズメソッドは「歩く」ことに代表される人間のあらゆる「動き」で音楽を経験し、表現します。
 
どれが正解か、どれが絶対か、そんな正解はありません。
それぞれを習得し、自分自身のやり方を確立することが大事ですね!
それが出来るようになるまでに何年かかるかなぁ・・・(^^;

ダルクローズ氏と樹原涼子氏の共通点