1ヶ月近く前のことですが、
毎年恒例の師匠の発表会で演奏いたしました。
とっても久しぶりのブラームス。
大学時代の師匠がブラームスとシューマンがお好きでしたので、
私も影響を受けてか、シューマンとブラームスは大好き!
弾いていてしっくりきます。
なのですが…
実は今回は、ギリギリまで出演を迷いました。
年明けから体調も崩しがちで、
また情けない事ですが、今年に関しては精神的にもステージで演奏する自信が持てませんでした。
(プライベートな事情なので詳細は書きませんが…)
練習をしていても動悸が起こったり息が切れたりして、ちょっと普通ではありませんでした。
でも悩んだ末にやはり出させてもらうことにしました。
本番では傷の多い演奏でしたが
あんなにも自分の感情をダイレクトにぶつけた演奏は初めてでした。
不思議なことに楽器もまた私の気持ちによく応えてくれてましたので、弾けば弾くほど感情的になりました。
演奏後は、これまた情けない事に師匠の前で涙が出る始末…
でも自分が色々乗り越えていくためには
音楽で以って、感情をぶつけて露わにする、という
プロセスが必要だったのかもしれません。
これでようやく、笑顔でピアノが弾ける気がしました。
準備の段階から当日に至るまで多くの方々に支えられました。
心から感謝です。
遥か遠くから、応援してくれている大事な人にも、
心から、本当にありがとう…
自分にとってピアノは言語の一つ、
思いを伝える手段の一つです。
9月の発表会では生徒さん達には思いっきり弾いてほしいです。
お客さんに何か伝えられれば、すごく素敵ですよね。
私も演奏頑張らないとo(^_-)O
それでも、弾き続ける