リトミック、というと世間のイメージは様々だと思います。

お遊戯、ダンス、レクリエーションの延長・・・など。

私は、リトミックは

音楽教育

だと思っています。

ステップ一つ、クラップ(手打ち)一つにも

音楽的意味が込められています。

遊びのように見える全ての活動は

「音楽」を表現するものなのです。

あらゆる活動で表現する事により、

その先の楽器演奏や、踊りなどに繋げるものなのです。

ダルクローズ国際免許を目指すようになり、

技術はまだまだ追いつきませんが

そういった哲学や、理念はなんとなく分かってきました。

私は、日本ジャック=ダルクローズ協会に登録している教室で学んでいますが、

そこに行く前に、日本でおそらく一番メジャーなリトミックの組織(以下某セン
ター)でも学んでいました。

そして先日、某センターとはご縁を切る決心をしました。

某センターで学ぶことは、私の求めるものではなかったのです。

なぜなら、幼児教育の枠を超えるものでは無かったからです。

その組織でもステップやクラップ、リズム唱、即興など行いますが

「音楽としての」それらは指導しないのです。

ただ歩くだけ、ただ手打ちするだけ、ただ音符を読むだけ、ただ楽譜を見てピアノを
弾くだけ・・・

講師陣はとてもお人柄が素晴らしい方々でした。

ピアノのお上手な方もいらっしゃいました。

その組織は、誰でもリトミックの指導者になれるよう独自のメソッドを作り、独自の
資格を設け、

リトミックの普及に貢献してきました。

しかし、普及させるために、音楽が死に、ダルクローズの精神が死んでしまったのだ
な、と思いました。

某センターの全てを否定はしません。

しかし自分の求めるのもを得られない場所に行くのは時間と労力の無駄と判断しまし
た。

私は音楽教育として、ダルクローズメソッドを習得し、

伝えていく事を目標としていきます!

幼児教育ではなく音楽教育をしたいから