先日、かねてから行きたいと思っていた場所を訪ねました。
最寄駅は多摩センター、新百合ヶ丘から小田急多摩線で、わりと近いですね。
母校、武蔵野音楽大学の施設「パルナソス多摩」です。
コンサートホールの「シューベルトホール」、附属音楽教室、そして楽器展示室があります。
この楽器展示室に行ってみたかったのです!
受付でその旨伝えましたら、お部屋を開けて下さいました。
中の写真はUPすることはできませんが、
一室に所狭しと置かれた貴重な楽器の数々⭐︎
じっくり拝見させていただきました。
常設展示に加えて、現在の企画展示は打楽器、
打楽器大好きなので嬉しかったです(^^)
母校は東京の江古田校舎、埼玉の入間校舎にそれぞれ広い楽器博物館があり(現在はリニューアル中、開館準備中につき閉まってます)
在学中に観覧してとても感銘を受けました。
私の個人的趣味でもありますが
古い楽器や民族楽器を見るのが好きなんです!
(管理が大変なので所有はしません!見るだけ(^^;)
音楽が古来から人々の生活に溶け込み
愛されてきたのを感じて幸せな気持ちになります。
浜松に日本で唯一の公立の楽器博物館がありますが
以前行った時も「なんかもう帰りたくない〜」と思うくらい感激しました。
まただいぶ昔ですが(2000年くらいだったかな…?)
ニューヨークのメトロポリタン美術館に行った時も
楽器展示のエリアには絶対行く!
世界最古のピアノを見る!
と意気込んで、迷路のような美術館を探し回ったことも…
その時の記念に買ったのがこちらのCD。
今回の楽器展示室は部屋一室ですのでごく小規模なのですが
貴重な楽器を身近に感じられますのでオススメです(^^)
さて、せっかく多摩センターまで来たのでこちらにも寄りました。
東京都埋蔵文化財センターです。
こちらは線路沿いにあり、駅近です。
多摩ニュータウン開発時に出土した貴重な埋蔵品を中心に保管、展示しています。
とても小規模な展示ではありますが
石器時代から江戸時代まで、幅広い時代の出土品、
思ったより豊富で、かなり圧倒されました!
私は人生で一番長く暮らしたのが東京の多摩地区でして…
というか今も神奈川に居ながら地域的には多摩地区に近く、現在進行形で住んでるような感覚なので
多摩地区に対する愛着はかなりあります。
その地域に住んでいたであろう人々の暮らしが垣間見られて
なんだか心が不思議と落ち着きました。
温故知新、
故きを温ねて新しきを知る。
今回古いものを色々見てきたわけですが
こうした歴史の上に自分も居るのだから
音楽を大事にしよう、
住んでいる地域を大事にしよう、
もっともっと、知識も深めていこう、
という気持ちになりました。
ちなみに今回訪ねた両施設共に
入館料「無料」です!
管理など大変でしょうに…
なんだか申し訳ない気持ちにもなりますが、
意義の深い施設、これからもちょくちょく訪ねて
学びにつなげていきたいと思いました。