昨日はお雛祭りでしたね。
教室ではお馴染みのうさぎ雛を飾ってました。
小野塚畳店さん作のミニ畳も健在です。
さて3月2日、3日は両日共に狛江エコルマホールに行っておりました。
ピアニストの今野尚美先生の公開レッスンと、レッスン受講生による発表会、今野先生のコンサートが開催されたのですが、
当教室の生徒さんが一名、この公開レッスンを受講したのです!
彼女は11月の教室の発表会で演奏したソロ曲をもっと上達したいと思い
その強い思いが通じたようで、多くの応募者の中から受講生に選ばれました(^^)
こういった主体的な、積極的な気持ちというのはやはり周りに伝わるものですね。
エコルマホールは毎年のように世田谷区のリトミック教室の発表会で使っているのですが、
客席側から入るのは何年ぶり?と言った感じでした。なんせいつも裏から出入りしてますので…
客席700人規模、マルタ・アルゲリッチも弾いた立派なスタインウェイのフルコンサートピアノ、
このような非常に恵まれた環境で行われた公開レッスン。
私はほぼ一日中聴講させていただきました。
教室の生徒さんは、非常に落ち着いて演奏して、今野先生のご指導を一つ一つ丁寧に実践しようと頑張っていました。
彼女の音楽に対する感性を尊重しつつどんどん改善させていく今野先生のご指導は見事でしたし、
指導されたことに瞬時に応えようとする生徒さんもすごいと思いました。
拝見、拝聴していて嬉しくなる場面が色々あったのですが、
本当に嬉しいと思ったのは、生徒さんの演奏を
「作品への共感を感じる演奏」
「この曲が大好きだとわかる演奏」
と、今野先生に評してもらっていたこと。
指導者として、
ピアノが大好きな人を育てたい、
音楽でいろいろなことを感じられる人を育てたい、
そう思って今まで自分なりにやってきました。
自分がやってきた仕事は意味があったのだと、そう思えた瞬間でした。
もちろん指導者としての課題もたくさん感じましたので、
自分自身も勉強や研究に励んで、生徒さんと一緒に向上していきたいと思いました。
他の受講者の演奏、そしてレッスンも聴講していて本当に勉強になりました。
11名のレッスンを聴講できるなんて、ものすごく貴重な機会です。
しっかりメモ取りながら聴かせて頂きましたよ。
一夜明けて翌日は受講生発表会と今野先生のミニコンサート。
教室の生徒さん、前日よりも堂々と、情感豊かに弾き上げてとても立派でした。
演奏後はとても充足感のある表情をしていました。私も嬉しかった!
他の受講生の方々もさらに磨かれた演奏で胸を打ちました。
そして今野先生のコンサート、ジャンルも盛りだくさんで、声楽との共演もあり、本当に堪能しました。
音楽への愛に満ちた2日間でした。
絵手紙発祥の地である狛江、
この街の温かい雰囲気が、今回の催しにも現れていました。
参加した生徒さんにも、ご家族にも、宝物のような思い出になったのではと思います。
私も本当に楽しませてもらいました。
今更ですが、ピアノが更に好きになりました!
生徒さん、今野先生、ありがとうございました♪