今週は家庭の事情で気の抜けない事が色々ありまして、
忙しいというよりは、気持ちに余裕がなく…
ピアノ教室も数日お休みにして、ご迷惑をおかけしました。
でも有り難いことに無事に日々を過ごす事ができました。一段落してほっとしています(^^)
ハロウィンも終わってしまいました。
10月の楽しかったことをいくつか書いていきます。
10月26日、何ヶ月も前から指折り数えて楽しみにしていたコンサートが!
N響定期公演、待ちに待ったブロムシュテット氏の指揮です!!
御年97歳で、本当によく日本にいらっしゃいました…それだけでも嬉しい。
今回3種類のプログラム、計6公演を振るという、なんというかそのエネルギーの頭が下がります。
私が聴いたのはシューベルトの二つの交響曲です。
「未完成」と「ザ・グレート」。
31年という短い生涯のシューベルト、本当に若かったんですよね。
ブロムシュテット氏とN響による演奏は本当に瑞々しく、清々しさを感じました。
「そうか、シューベルトって…若者だったんだな」と、改めて思いましたね。
どこまでも豊かで美しい弦楽器に、ものすごく緻密で濃密な管楽器、エネルギッシュな打楽器、
それらが何ともいえない調和を生み出していて…いつまでも聴いていたかった。
「ザ・グレート」の最終楽章では音楽に感動したのに加え
「もう直ぐ終わっちゃう〜もっと聴いていたい〜」という気持ちも相まって、涙がこぼれました。
椅子に座って振っていらしたマエストロ、支えられて歩きながらも、聴衆の拍手によく応えてくださいました。
音楽とは一生かけて取り組む価値のあるもの、そう教えられた気がします。
そして一生懸命生きていればいい事もある、と。
何だか寿命も伸びた気分♪
NHKホールの最上階から楽しみました。
生涯忘れ得ぬ思い出になりました。
N響さん、そしてブロムシュテットさん、
どうもありがとう。
また来年も…是非…♪