ちょっと朝から雨模様の日に、
朝から上野へ…
目的地は東京文化会館です。
まずは大ホールのホワイエではオペラの衣装展がやってましたのでちょっと寄り道☆
日本を代表する、高田賢三、森英恵、コシノジュンコのお衣装。
ゴージャスで眩しすぎました…
ちなみにこの日までこの展示は無料!(現在はオペラのチケットが必要です。)
眼福でございました。
しかしこの日の目的は衣装展ではなく…
小ホールの
アレホ・ペレス氏による、オペラのマスタークラスです♪
こちらもなんと無料!
ちょっと朝早かったですが頑張りました。
美しい小ホールの舞台☆
時間になるとマエストロと通訳さんが登場。
クラスが始まる前にペレス氏がお話しした事がとても素敵で…
「オペラの指揮とは、歌手に「押し付ける」ものではない」
「歌手の声は、各々の指紋、虹彩と同じである」
「聴衆が、知り合いでも無い歌手の声を聞いて心が動くのはこの声があるからだ」
ちょっと意訳ですがこんな話を…
「個性を活かす」というと何だか安っぽいかもしれませんが、
個性の重要性を熱心に語ってくださり、感銘を受けました。
そのあとお若い指揮者、ピアニスト、歌手が登場☆
1曲目はモーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」から、テノールのアリア、
2曲目はR.シュトラウスの「影のない女」から、ソプラノのアリア。
まずこの受講生と出演者(指揮者、ピアニスト、歌手)のレベルの高かったこと、驚きました。
これからのオペラ界を引っ張ってく方々、素晴らしい…
マエストロの歌手や器楽奏者に対するリスペクトが痛いほど伝わってきました。
指揮者は歌手や奏者を信頼すべきだし、
彼らのパフォーマンスを邪魔してはいけないし、
安心させなきゃいけない。
はい!背筋が伸びました!
ピアノやリトミックの先生は、時に指揮者のように、時に演出家のように、
生徒さんとより良い音楽を作っていきます。
果たして私は生徒さんを信頼しているか、彼らの成長を邪魔してないか、安心させているか、
帰りの電車の中で考えてしまいました。
短い時間のマスタークラスでしたが、本当に勉強になりました。
現在上演中の「影のない女」はすごい舞台なんでしょうね…
お時間のある方はぜひ!
学生さんは激安なので是非是非!!
その後は用事があったので日比谷に少しだけ寄って
ゴジラさんに挨拶して帰りました。
学びの多い1日でした。