光陰矢の如し、とか

看よ看よ臘月尽く、とか

月日の経つ速さを表す言葉は多いですが、

なんだか今年の後半は表す言葉が見つからないほど速く時間が過ぎてしまった感じがします😢

 

このまま一年が終わってしまったら、色々あった「素敵なこと」も

無かったことになってしまいそうなので

主に秋にあった事柄を振り返ります🍁

 

まずは9月のオペラ鑑賞から🎵

場所は、もう何年ぶりかな?というくらい久しぶりの昭和女子大学人見記念講堂

日本オペラ協会の公演「ニングル」です!

倉本聰の原作、渡辺俊幸作曲です。

全く予備知識なしで観覧したのですが、

『北の国から』の全シナリオを読破した(若い頃はそんなこともしてました😅)身としては「倉本聰ワールド炸裂!」といった感じでした🌳

特に途中に出てくる、開発が遠因になって畑がダメになってしまうエピソードは

『北の国から』まんまでしたね🥕

正しさとは何か、正常とは何か、正気とは何か、考えさせられる内容でした。

 

キャストは皆さん素晴らしいのですが

特に狂乱シーンを演じた光介役の杉尾真吾さんが見事でびっくりしました。

終演後の1番の感想として「光介が生きていて良かった…」と思うほど、感情移入してしまいました😭

また、佐藤美枝子さんの歌唱を20年ぶりくらいに聴いたのですが、神がかった美しさでした…

作曲の渡辺さんも、佐藤さんの良さを存分に引き出すためにこのアリア書いたのかな?と思うほど、うっとりしました🌟

 

舞台美術も、グランドオペラに相応しく豪華でした✨

 

この公演には、私のような者にも分かるくらい音楽関係者が多く聴きに来ていました。

地下の売店前で世界的指揮者とすれ違った時はビビりました…😁

関係者が多いこと自体は悪いことではありませんが、

もっと多くの客層にこの素敵なオペラの存在を知ってほしい、

せっかく母国語で上演しているのだから、色々な分野の人達に楽しんでほしい、

そう思わずにはいられませんでした。

 

人見記念会場は昔よくバレエを観た思い出の場所でもあります🩰

ロビーの展示も面白かった👍

実は年度末にも、日本オペラ協会の公演に行く予定です😊

日本語オペラ、沼にハマってます❤️

秋の振り返り…倉本聰の世界🌳オペラ「ニングル」