今日はどんよりした曇りでしたね。

肌寒いくらいの気候。

でもお庭の花や・・・・

夏の名残りのミニトマトを見ると少し元気になります。

ガーデニング初心者の私。

色々知りたくて園芸の番組をよく見ます♪

そして今日、とある番組で素敵な言葉と出会いました。

「花作りは根作りだ。

 そして根作りは良い土作りから。」

園芸研究家の吉田健一さんのお言葉。

とてもシンプルですが、心の中にスッと入ってきました・・・

ああ、ピアノのレッスンも同じなんだ!と。

 

そうなんです!まず土!土壌を作らないといけないんですよね。

音楽を好きだという気持ち

音に対する鋭い感性

美しく歌う心

正しく弾く事を重んじる意識

等々・・・

そういった精神的、感覚的な部分をまず育てる。

 

次にシッカリした根を張らせないといけない。

ピアノ演奏に耐えうるような強い腕や手や指

集中力を持って音楽を聴ける耳

楽譜をしっかり理解して読める読譜力

フォームに関する正しい理解

等々・・・

音楽や演奏に関して知的に理解し、耳や腕、手、指を鍛えていく。

 

こうした段階を経てやっと・・・花が咲く。

つまり

美しい演奏が出来る。

 

はぁ~長い道のりですね(^^;

植物も人間も、花を咲かせるまでには時間がかかるんですね。

でも時間と手間をかける事で、咲く花の「質」が違ってくるんですよね。

樹原涼子先生が提唱する「二段階導入法」は

まさに土と根をしっかり作ってから花を咲かせる指導法です。

 

私も二段階導入法で日々指導していますが、

土作り、根作り、ちゃんと出来ているかな?

手を抜いてないかな?

先を急ぎ過ぎていないかな?

 

振り返る良い機会になりました☆

花作り、根作り、土作り・・・ピアノも然り♪