今回の発表会後は1週間レッスンお休みさせていただきました。
明日で11月も終わりですね。
あっという間にクリスマスシーズンです。
明日からまたレッスンが始まります。
皆さんのから発表会の感想を聞くのが楽しみ…♪
私も発表会当日には生徒さんや親御さんに伝えきれなかったことがたくさんあるので
改めてゆっくり話したいと思っています。
レッスン再開の前に、簡単に発表会の総括を(^^)
●第一部
年齢層は小学校1〜4年生、初めて発表会に参加する方が半数以上でした。
初めての方には、演奏曲はとにかく自発的に弾きたいと思う気持ちを大事に、
且つレベル的に冒険しすぎない曲を確実に弾けるようにと思って選びました。
ピアノは長く続けていれば楽しいことも辛いこともありますが、
最初の発表会は楽しく充足感のあるものになってほしい…
その良い思い出が、その後ピアノを続けていく活力にもなりますからね。
また、お辞儀や舞台上での振る舞い「ステージマナー」もしっかり練習して、
初心者であっても立派にピアニストとして振る舞えるようにそれも含めてレッスンしました。
そうした準備の甲斐あって初参加の方々も、
本番では安心して見て、聴いていられたかなと思います。
緊張しつつも高揚した気持ちが伝わってきて初々しかったです。
これから色々な曲に取り組んでいく土台になったなら嬉しいです。
何度目かの参加の方は少し挑戦する気持ちを持って欲しい、そんな気持ちで選曲しました。
難しい曲にもめげずに、「絶対仕上がる」と自分を信じて、強い気持ちで練習を重ねました。
本番も場数を踏めば度胸もつきますが
同時に自意識も強くなり、場合によっては緊張しやすくもなります。
リハーサルで苦心したり、本番で普段なら起こらないようなアクシデントあったりもしました。
ですがそこは本番の経験重ねているだけあって、
子供ながらに自力で立て直して、最後まで弾ききり立派だったなと思いました。
ハンドベル演奏は本当に可愛くて微笑ましかったです。
チームで演奏する楽しさを味わってもらえたかなと思います。
●第二部
年齢層は小学2年生、6年生と中学生、
発表会は経験のある方ばかりでした。
姉妹連弾をするために高学年や中学生の中に、低学年さんが一名入っていましたが、
他は11歳〜14歳くらいの比較的大きい生徒さん達でした。
全員、ソロか連弾のどちらか(人によってはどちらも)クラシック曲を弾き、少し落ち着いた感じ。
レッスンでは曲の背景、作曲家についても話したりもしましたね。
もちろんアニメや映画の曲も弾き、バラエティーに富んだ楽しい雰囲もありました。
年齢層が高くなると、メンタルのコントロールが難しくなる…という
小さい頃とはまた違った問題も出てきますね。
私も日々の練習、レッスン、本番に向かうそれぞれの心構えやモチベーションの保ち方など、
もっとそうした面もサポートしないといけないと、指導者としての課題を感じました。
グッと大人っぽい表現をしたり、作曲家の特徴を捉えた響きを奏でたり、強靭な集中力で弾き通したり、迫力のある弾きっぷりだったり…
第一部同様、それぞれの良さが、個性が、出ていました。
ハンドベルは、少し奏法に工夫をしたり、リズムがアウフタクトだったりと、ちょっと挑戦してみましたが、
イキイキと演奏できて、頼もしく感じました。
簡単と言いつつ長くなりましたが(^^;
それぞれが色々な思いを抱いたと思いますが、
全て尊い演奏、尊い経験だったと思います。
これからもずっと音楽と楽しく付き合っていってほしいと思います♪