寒かったり暑かったり、気候の変動が激しいですね。

こんな時は心身の調子も維持が難しいです。

体調も崩すし、ついつい気持ちも内向きになって、塞ぎがちになってしまいがちです(^^;

そんな時は…

足が向くのは美術館です。

コンサートやお芝居は日にちや時間がキッチリ決まってますので

思い立ってすぐ行く!とか難しいですよね。

その点美術館などは、比較的自由に行けて良いですね。

今月は和と洋、両方行ってきましたよ。

サントリー美術館では、茶人の織田有楽斎の展示。

一昨年訪れた犬山市の有楽苑を思い出しました。

生きるか死ぬかの瀬戸際…そんな戦国時代から江戸時代までの世の中で、

日本の文化である茶の湯が熟成されたんだなあと、思いを馳せました。

そして国立新美術館のマティスの展示。

広々した良い美術館ですね!

 

マティス最初期の静物画、あまりに素晴らしくて

「ああ、何事も基礎が大事ってことよね」としみじみ思いました。

この一部の隙もない静物画から、「自由なフォルム」が育っていったのか…

 

私はピアノで以て、その基礎作りをする仕事をしていますが、

最終的に「自由な表現」を手に入れるための大切な作業ですね。

マティスに励まされた気分になりました。

 

ちなみにサントリー美術館も国立新美術館も乃木坂駅、

百合ヶ丘駅からですと乗り換え一回、又はほぼ一本ですね。本当に便利で近い。

 

私はまだ小学生の時に親に連れて行ってもらった

国立西洋美術館や東京国立博物館の展示が楽しかったことが忘れられなくて、

その思い出があるから、未だにアートに癒しを求めるのかもしれません。

小さくてよく意味がわからなくても「良いものは良い」です。

また、音楽と美術は密接な関わりがあります。

生徒さんたちにも是非子供の時から美術館や博物館を楽しんで欲しいものです♪

せっかく近くに色々ありますしね!(^^)

2月は毎年のように調子が出ませんが、アートの助けを借りて乗り切ります!

来月は楽しいコンサートに行く予定が2つも決まっていて、音楽に元気をもらえるのが今から楽しみです♪

気持ちが内向きの時は、アートの力を借りて