1ヶ月ほど前に書いた記事、
「絶対正しいはない、だが軸は必要」(クリックすると記事に飛びます)
この時書いた事を、最近更に実感しました。
きっかけは我が家の庭。
もう本当に手入れが行き届いてなくて(><)
特に庭木の手入れに悩み…
川崎市の施設の、公開講座に参加しました。
約1時間の座学と、外に出て実際に植物を見ながらの授業、
経験豊富な先生のお話はとても分かりやすく、
質問もできて、知りたかった事を色々教えてくださいました。
なぜこうしなければいけないのか、
こうしなければどんな不都合が生じるのか、
これをする事でどんな良い事があるのか、
具体的なお話でした。
また先生以外にも、施設の職員さんのお話を伺う事も出来ました。
その方のおっしゃる事にハッとしました。
「樹木医さんによって考え方や、手入れの仕方は少しずつ違うんです」
…そうか、植物も生き物だから、同じ種類でも環境や育ちによって一つ一つ違うから、
また樹木医も一人一人違うのだから、
「絶対」はないんだな…と。
私は庭に関しては素人すぎて、
「ガーデニングは誰が何処でやっても一緒」
と思っていた節がありました。
浅はかでしたね、ちょっと考えればそんなわけないのに…
今回の講座では色々な知識やヒントをいただきました。
それがそのまま我が家の庭に、そしてこの家に住む私達に合っているかどうかは分かりません。
ただ、理にかなった一つの見方を持つ事はできました。
そう、専門家の言う事は「絶対」ではないけれども、一つの見方として「理にかなったもの」ではあるのです。
それをどう活かすか…
やはりそこは、受け止める側がどう考えどう行動するかによるのですね。
講習を受けた後に園芸の本を読むと、見方が全然違っています。
「ほうほう、この人はこういう考え方なのね、なるほど」
「へえ、この人はこう言っている、こんなのもアリなんだ!」
と言ったように、おおらかな気持ちで読めますし、
何が自分に必要か、何があっているのか、少し頭に入りやすくなりました。
専門家の言葉は大事です。
知識と経験に裏打ちされた、尊重されるべきものです。
でも受ける側もただ受け身ではなく、
どうすればそれを活かせるか、またそもそも活かすべきなのかどうか、
常に考えないといけないですね(^^)