本日2度目の投稿(^^)
こんな日もありますね⭐︎
さて、公開前から「絶対に観に行く」と決めていた映画…
「ウエスト・サイド・ストーリー」です!
私は20代の一時期は「三度の飯よりミュージカル」というくらいミュージカルにのめり込んでた時期がありまして、
1961年版の前作映画は何度テレビで観たことか…
舞台版は残念ながら観てないのですが
ブロードウェイキャスト版のCDは暗記するくらい聴きました♪
正直今作は
「1961年版の完成度の高い前作があるのに今更リメイク?」
という気もしなくは無かったのですが
何でだか、公開前からどうしても観なくてはならい気がして(笑)
上映時間が長く、1日の上映回数も少ないので機会を作るのもなかなか難しかったのですが
時間を作って行ってきました。
進化してました…
進化してましたよ、確実に。
以前よりも、悲惨に、残酷に、そして救いのない方向に(;_;)
この作品2019年の夏に撮影されていたようですが、
セリフなどの一つ一つが今の時代に鋭く突き刺さっています。
是非是非、多くの人に見てほしい。。
あ、但し小さなお子さんは除く…
前作は良くも悪くもスタイリッシュで綺麗でしたが
今作は結構醜く、荒んでいます。
でも、だからこそ、
音楽の美しさや演奏の力強さがより浮き上がって、より効いていたと思います。
映画館で聴くオーケストラは最高でした♫
歌も良かった(^^)
音楽について、一番たまげたのは…映画のラストです。
ストーリーの最後の音楽の響きを聴いて「!?」となりました(*0*)
断っておきますが「曲は」同じでしたよ、
ですが「音が」「響きが」違っていた…と思うんです。
多分、いや絶対。
いつか両作のラストを同時に観て比較したい…
まあ、私の記憶が正しくて、前作と最後の音や響きが今回違ったという前提でお話ししますと、
…今作の方がしっくりきました。私の場合は。
綺麗事で済まされない、人と人との分断、
その深刻さが、最後の響きに表現されていたように思います。
音楽の力ってすごい、と
改めて思います。
ピアノの演奏などで
「今のその音、その響きで良いの?」
と、師匠はじめ諸先輩がたによく言われてしまう私ですが(汗)
音楽の響かせ方ひとつで
伝わり方が全然変わってしまいますね。
その音楽によって自分は何を感じるのか、
そして作曲家は何を伝えたかったか…
誠実に、向き合っていきたいと思いました。