3月後半だというのに一昨日の朝は雪が降るという…
雪の中卒業式の学校も多かったと聞きます、ご卒業おめでとうございます
昨日は春分の日さすがにここから先は暖かくなると良いのですね。
来週末は発表会ですし!
さて、3月の初旬を振り返ります。
今度の発表会では講師演奏でJ.S.バッハの作品を弾きますので、
オルガンの響きを聴きたいなぁ…と思っていましたら、良いコンサートを見つけたので行ってきました♪
恵泉女学園多摩キャンパス内でのチャペルコンサート、オルガンの独奏です
数年前に一度聴きに行きましたが音響も雰囲気も素晴らしい会場です。
今回はバロック音楽中心、勉強するぞと勇んで行きました
外観も素敵なキリスト教センター
オルガンを背に、祭壇を正面に座ります。
オルガニストの関本恵美子さんの独奏、「祈り」がテーマのプログラム♪
「参考になることを見つけに」聴きに行った訳ですが、
演奏が始まるとそうした現実的な邪念や私利私欲はかき消され、
ひたすら敬虔な気持ちで響きを全身で感じ、
なんだか魂が浄化された気持ち…
バッハは敬虔なプロテスタントのクリスチャンでした。
その事を知識としてはもちろん知っていますが、感覚的に体感する良い機会でした。
オルガンの響きは「耳で聴く」というより「全身に浴びる」というイメージですね、
祈りの響きに包まれて、幸せな時間でした。
こちらの多摩キャンパス、大学の校舎なのですが
2024年度より大学は 募集を停止しているようです。
この素敵な多摩キャンパス、特にこの素晴らしいパイプオルガン、
どうなってしまうのでしょうか…
私の母校、武蔵野音楽大学も仏子駅の入間キャンパスがどんどん閉じつつあります。
大学は随分前に江古田に集約され、幼稚園は今年度で終了し、数年後に附属高等学校は東京へ移設および附属音楽教室も東京に集約…
素晴らしいバッハ・ザールや楽器博物館はどうなるのかな?と気になっています。
大学が縮小していくのはこの時代仕方のないことですが、他には無い素晴らしい施設、設備の行く末が
世の中のために役に立つものであってほしいと願います。